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別荘造りコラム

 別荘管理のプロフェッショナルLEEHOMEによる、宮古島での別荘造りコラムです。
これから別荘建築をご検討の方、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

宮古島で別荘を造るポイントは?

1.湿気を抑える基礎構造と、窓の配置
 湿気の発生を抑えるために、土間コンクリートの打設、あるいは防湿シートの敷設等を行ったうえで、風の通り抜ける窓を多めに設置するなど換気も十分に行う必要があります。
それでも湿気がある場合には、床下に調湿剤を敷き詰めることもあります。
調湿剤と、は湿度の高いときには湿気を吸い込み、湿度が低くなったときに吸い込んだ湿気を吐き出す調湿効果を持った素材で、湿度が高くなるのを抑える効果があります。

2.床はメンテナンスが楽なフローリングに
 じゅうたんやカーペットや畳は湿気を吸ってカビを発生しやすいため別荘向きではありません。畳部屋は少ないほうが良いと思います。
ただ、和室には大勢のお客様にも対応できる等のメリットもあります。

3.建物周囲の樹木を伐採する
 風が通りぬける様に建物周囲の樹木をスッキリと伐採しておくのも重要です。壁や天井を調湿効果のある珪藻土にすると効果的です。

4.鉄筋コンクリート住宅がおすすめ
 宮古島には材木がないので、材木の材料費が高くなり、大体延べ床面積が80㎡以下なら木造住宅の方が高くなる確率が高いです。

5.宮古島では草刈が重要
 宮古島は草の生長が非常に早いので、年に最低4回は草刈が必要です。
面倒だと言う方は予め庭や駐車スペースには石やタイルを貼るなどして、土面を被覆しておくと余計な作業が減り助かります。

防犯対策

 大抵の別荘は住宅地ではないひと気のない場所に建てますので、空き巣に狙われやすくなります。ですので防犯対策は必須とも言えるでしょう。
空き巣の手口の大多数は「ガラス破り」。だからこそ侵入経路になりうる窓にはセンサーの設置、簡単に貫通されない強固な防犯ガラスにする、監視カメラシステムの導入などが必要です。今では人体検知型送信機も1万円以下の手頃な価格の商品もあります。
また、別荘管理を委託するときも毎週決まった曜日・時間・回数ではなく、毎週違う曜日・時間・回数にしてもらうことも大切になります。

海風による被害(塩害)

 宮古島は四方が海に囲まれており、陸地に上がる塩の割合は非常に高く、強風がふくと島中が塩だらけになります。
特に台風の後はひどく、窓ガラスは塩でベタベタになります。
門扉やエアコンの室外機など屋外にある金属は特に気を付けないと、すぐに錆びて使い物にならなくなります。
また外壁のコンクリートも塩分によって劣化していきます。
海風は百害あって一利なしですので定期的に防錆材やペンキを塗り、台風過ぎた後は必ず高圧洗浄・ホースで水掛けなど、こまめな対処を行ってください。
※自動車なども同様です。防錆加工をしていても必ず洗車されてください。

虫や白アリ

 本土からの移住者の方が、ひょっとすると一番驚かれる事かもしれません。
ゴキブリは本土の1.5倍位大きいですし、いっぱいいます。もちろん突然飛びます(!)
一戸建て住宅にはヤモリは10匹以上いるでしょうし、夜になると「ケケケケケッ」と鳴くのですぐに分かります(ヤモリは室内のハエや蚊などの害虫を食べてくれる味方です)。
一番被害があり困るのが、白アリ・羽ありです。白アリはたくさんいるので、木造住宅の場合はより気を付けて対処する必要があります。
また、梅雨の時期や雨が続いたりすると大量に羽アリが発生したり、ほんの僅かな隙間からアリが入ってきたりします。
虫が嫌いな女性には「我慢できない」と、移住を断念される方も多いです。

カビ対策

 宮古島は平均気温24℃~25℃、平均湿度は80%と人にとってもカビにとっても非常に住みよい場所と、宮古島はカビの生育にもっとも適した土地の1つなのです。
カビやダニはアトピー・アレルギーの原因のなんと70%となり、最近、小児喘息などの増えた原因として、注目されています。
湿度が高い時に、2週間家を空けると、どこからともなくカビが繁殖します(浴室・木製のテーブル・イス・下駄箱・シンク下収納・押入れ・・・)。
また、毎日住んでしても至るところにカビが生えてきますので、除湿機・エアコンは必須と言えます。
放置状態の別荘に半年ぶりに行くと、湿気で壁クロスが半分剥がれていたり、部屋中カビ臭いという話もよく聞きます。
別荘をお持ちの方に特にお勧めしているのが、オールチタンコーティング(防カビ・抗菌・消臭)で、アトピー・アレルギーの主な発生原因のカビ(細菌70菌・真菌159菌・藻類25菌)を、24時間分解し防ぐことができます。
また、消臭・抗ウイルス・抗菌・防汚(帯電防止)効果もあり、効果も半永久的に続きます。
このコーティングは、空気触媒(空気が通ると効果を発揮する)なので、定期的な換気は必要になります。